予告を観た時には、あ、観たいタイプの映画、って思ったのですが、
レビューとかざっと読んでたら、、んー、どうしようかな、、な雰囲気も。
でも、観てよかったですよ。
以下、ネタバレアリですので、これからの方はスルーで。
未解決殺人事件の容疑者松倉は、子供のころに数人を殺して少年院に入っていた少年A、
今回の殺人事件の容疑者としての検察の取り調べで、新人検事沖野(二宮)の挑発に乗り、
未解決事件の犯人は自分だと告げる、、すでに時効をむかえている事件、
そしてその被害者は検事最上(キムタク)が妹のようにかわいがっていた、、
なので、今回の事件でなんとしてでも松倉を裁こうとする最上。そのやり方が行き過ぎ。
それに疑問を持ち始める沖野、検事も辞めて、松倉の弁護士に接触し、
結局、今回の殺人事件、松倉の冤罪を晴らすんだけど。
未解決事件の犯行のこと、反省も何もなく、ヒトが死ぬこととモノが壊れることは同じ、
というような事を言う松倉が無罪になってパーティではしゃいでいるのを観て、
やはり強い不快感は持ってしまう、
冤罪はダメだけど、こういう人間に対して罰を与えたくなるのは心情としてどうしてもね。
罪を憎んでヒトを憎まず、とも、この場合はちょっと違うけど、難しいな。
正義とは?
色々考えちゃう映画でした。
で、映画本編とは関係ない話なのですが、
この日、ほぼ満席に近かったシアター、ワタシが自分の席に着こうとしたら、
ワタシよりも年配の女性が二人並んで、一人の方がその席にいらしたので、
ワタシのチケットを見せて「すみません、そこO-XXですよね。」というと、
「そうよ、O-XX」。いや、だから、、「ワタシの番号がそこなんですけど。」
「え~?XXとYYよね。」と自分たちの番号と思って言っていて、もう1度ワタシのチケットを見せて
確認してもらったら、「あ、YYとZZだったわ。」って1つずれてくれたんですけど、
「お姉さんもこまっちゃうわよね。」って言っただけで、ごめんなさい、とかそういうの一切なし。
まあ、謝ってほしいわけではないけど、、なんだかな、と思いつつ、映画始まったら忘れてて。
そしたら、エンドロール始まったらいきなり隣でピカ~~~~ッ!ってスマホ画面光って。
まったく。。。エンディングも画面暗かったのでかなりまぶしくて、左手かざして防御したけど、
本人まったく気にせずスマホいじってて、エンドロール終わるかなり前に、
フタリして前を通って出ていったんです。。。
映画館のマナー、守ってほしいなあ。残念。