期待以上によかったです。
映画の最初に圧倒される戦争の映像から始まって、という流れも。
この手の映画はどうしても好きなので、それもありますが、
数学が美しい、数字は嘘をつかない、ここ、元リケジョなので響きます。
会社時代、回路設計してるときもそうだった、、
設計して、実際に回路組んで動作させるとあれ??ってとこあって、
確認すると設計のミス(計算間違い)が出てくる。回路は嘘つかないってよく言ってたなあ。
軍人が嫌いだという主人公は数学者で美しいものはすべて計りたくなるという変人で天才、
戦争を起こさせないため、巨大戦艦を作らせないために平山中将案の本当の見積もりを必死に計算し、
その嘘をあばき、さらにその設計のミスも指摘する。
ただ最後に、その上を行く、戦争をやめさせるために、美しく巨大な戦艦大和を作らなければならない、
という平山中将の言葉が重い。。
さすがに田中民さんを配しているだけあって、そこで終わらなかったか、て感じです。