2021年08月29日

Amazonプライムで映画「復活の日」


現在のコロナを予言したかのようなSF小説、小松左京さんの「復活の日」が原作の映画、
Amazonプライムにあったので観てみました。
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小説の話を知ったのは、NHKのアナザーストーリーズです。
この小説、自分もまだ生まれる前の1964年に出されてるんですよね。
パンデミックなんて言葉も知らなかったのに、ほんとに今のこの状況を予言されたかのようです。

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映画のほうは、草刈正雄さんが主演的なのですが、あらら~~、大御所が満載!
コロナで最近亡くなった千葉真一さんまで。

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ウィルス、というか盗まれた細菌兵器が、飛行機墜落して雪山の中に落ちるけど、
気温が上がると増殖を始めて全世界に広まる、という話ですが、
細菌によるパンデミックは、前半に割とさらっと描かれて、
その後は、それによって生き残った南極観測隊員と、米ソ対立で仕掛けられてた自動報復装置の作動を
止める(ソ連の目標になってるのが南極だった)って話がメインになってる感じです。

しかし、ほんとに今のコロナの話?っていうくらいに、前半の部分は怖くなります。↓
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大勢の患者が押し寄せるけど、な、病院。お医者さんは緒形拳さん。誰もマスクしてないのが微妙ですが。
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日々の対応で疲弊する医師と看護師。
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この映像の後、アナザーストーリーズで見たセリフ、
看護師役の多岐川裕美さん(草刈さんの恋人だった)「こんなこと、一体いつまで続くのでしょうか」
医師の緒形拳さん「わからん、~中略~ どんなことにだって終わりはある。どんな終わり方をするかだ。」
これ、怖いですよね。。小松左京さん、すごいな。

この後、南極以外の地球上、人類も動物も全滅、
そして、アメリカ、ソ連の自動報復装置の作動も止められず2回目の地球全滅、
直前に南極を脱出した数名の女性と子供、博士、草刈さんだけが生き残る、という、
ものすごい映画でした。
細菌で南極以外が全滅したとき、南極に残ってた男女比率、10:1くらいだったかな、
なので、人類が生き残っていくために、愛を無視して子供を作る的なことになる話も超怖かったけど。

Amazonプライム、入ってるヒト、ちょっと長い映画ですが、興味あったらいかがでしょう。

今のコロナ、ここまでにならない終わり方をしてほしいです。ほんとに。



posted by suzukyon at 16:00| Comment(5) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この映画は未見ですが、映画で描かれていた世界が今起きているみたいで
怖いですね。
Amazonプライム、私も入っているので見てみます。
Posted by うつぼ at 2021年08月29日 18:18
ワタシも入っているので、見れると良いな。
Posted by achami at 2021年08月29日 20:49
うつぼ姐さん、
小説が書かれたのが1964年、小松左京さんにびっくりします!

achamiさん、
時間あればぜひ。
Posted by lovin at 2021年08月30日 07:43
小松左京、若いころ一番好きだった作家さんです。
コロナが騒がれ始めた頃、「まるで復活の日みたいだな~。」と思いました。このほかにも今のスマホをめぐる世界観を50年以上前に書いたり凄い作家さんですよね。
映画は見てないですけど、今度探してみようかな。
Posted by み~ちゃん at 2021年09月07日 08:16
み~ちゃん、
小説、読んでたんですね!すばらしい!
いや、、ほんとにびっくりしました。だって1964年作ですもんね。
すごい人だなって。
Posted by lovin at 2021年09月07日 09:52
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